だらしない下着は投げっぱ 君の枯れてた声のおはようは アラームより 目が覚める気がした 焦げた匂いにつられて トースターに近づいて 2つ焼いてた食パンは 今は1つだけ 起きた昼過ぎまただな 夢も見たのに忘れて 無駄な時間も増えてさ イライラしてるうちにね 「私が起こしてあげるよ」 この言葉を聞くたびに 「自分で起きれるから」って 笑ってた僕はどこ? コーヒーの素 君のもと もともと 苦いだけじゃずっと 飲めない味を 日々の「好き」 秘技の「愛」これらの 甘さを入れすぎて もっと飲めなくなってしまった 恋だった君に触れれば 溶け合い消えてしまいそうな僕 ずっと前から好きだったんだよ 憩いだった夜も無くなってしまい 並べた思い出が 温くて柔らかくなって ぐっと染み込んだ 手と手絡んで仲良し うぶで切なくなるよね 寝起き不機嫌そうな顔すら 見せなくなった 暇さえあれば喧嘩をして 泣かすのも笑わすのも どちらも得意だった 思い返し過ぎて居て あの時のままで止まっている。 気持ちが虚しくなる 夜が明けて朝になれば 君を忘れれる気がしていたけど ダメだったんだよ あくびをして バタートーストをかじって 朝日を浴びながら ぐだったり 急いだり 怒ってて 笑ってて 楽しくて 2人で迎えてた朝が懐かしい