窓の外は 厚い雪雲が 気まぐれな寂しさを 連れている いつの日にか あなたと僕にも 別れのその時が 来るのでしょうか 諦めの ひとつ手前で 耐えた後だけ 花は咲くのに 次の春は どこへ行こうか 約束するには 儚い明日でも 遥か雪が解ける その日を 震える指で 描きたい この命を 捧げられるなら 限りある あなたの微笑みに 生まれ変わる 草木の向こうには どんな日も太陽が いのち燃やすように 風が止んで 雪解けて 願いが芽吹く時を 待ち侘び 夢の後に 何を話そう 目に映ることは 頼りないけれど 雪の地面に 息吹を見つけて 震える声で 育てたい 諦めの ひとつ手前で 耐えた後だけ 花は咲くのに 次の春は どこへ行こうか 約束するには 儚い明日でも 遥か雪が解ける その日を 震える指で 描きたい 震える声で 育てたい