晴れ渡った空と 5月の穏やかな風に 思い立ってあなたを 街へと連れ出した日 子供じみた嘘にも 微笑みをくれた 最後の季節が 静かに 去ろうとしていることも知らずに 誰にも 知られたくない痛みを あの日も隠していた あなたの 瞳を思い出している 振り返ってみれば 悔やみ切れないことばかりで 時が経って初めて あなたの涙を知る 永遠という時間を 使い果たしても 多分あなたの 全てを 知り尽くすことなんて出来ないけど 誰にも 見られたくない涙を 静かに流していた あなたの 背中を思い出して 叶うなら 僕の未来に残された 全ての季節を また見せたい 涙を拭ってあげたい 愛とは 悲しみさえ 微笑みに変えて 涙の雨を受けて咲く花 誰にも 知られたくない痛みを 笑顔で隠していた あなたの 愛に包まれて 叶うなら 僕の未来に残された 全ての奇跡を 今捧げたい あなたを 愛し続けたい