あの大きな雲の切れ間から いつ振りだろう 光が射した 頭上にぶら下がる 若葉からこぼれ落ちた しずくは木々が 泣いている様にみえた 青い世界に君と手を繋いで飛び 出した 「この手を離したらもう 知らないよ」と はしゃぐ君は不意に躓き 水溜りに飛び込んだ 泥だらけで笑う君はとても 綺麗だった そうやって今ここにある幸せも 変わらないでこの先もあるように 願うよ 君がくれた優しさに涙した あの頃のように 僕に関係ないはずの あいつに突き刺された ナイフにどうすれば胸を 痛めずに済むのかな 僕の背中にも 気付いてないだけで 様々なモノが突き 立てられているのかな 今日は随分と星が綺麗な夜だな こんな星空を 君に見せたかったのに... ベルが鳴り響く ドアを開けたその向こう 照れて笑う君は天使のようだった そうやって今ここにある優しさも 変わらないでこの先もあるようにと 願うなら守るよ 風に吹かれても悠然と立つ 稲穂のように 強く強く... あなたが居なくても 僕は別に生きていけるけど あなたが居ることで僕は どれだけ多くの愛を あなたが想う僕の声は 青い空の彼方へ 遠く響いて そうやって今ここにある幸せも 雨上がり照らす 太陽のように見守るよ 風に吹かれてなびく君の髪のように 揺れて 揺れて 遠く 響いて