灰 土の味 肺の空洞 指 伸ばす 届かない心拍 お決まりの朝 まぶたこする群れ それを上から眺めている 笑い声 画面越しの祝杯 吐き出される「しあわせ」自慢 死んだみたいな目で生きて それでもまだ こちらを憎むか 逆死線のこちら側から 羨望と呪いを送りつけてる 当たり前に息をするその喉元に 「生きろ」と「堕ちろ」 を重ねて叫ぶ (聞こえるか?) 生まれ直したくて 生まれ損ねたまま 君たちの「退屈」に焼かれている 色とりどりを強いられる街で 同じ顔した正義が笑う 「違っていい」と囁く横顔 同じ制服 同じ歩幅 普通じゃない それだけで 普通を夢見る資格も奪うのか 「らしさ」という鎖をちぎっても 中身は誰のものだろう 世界裏面 配線だらけの闇で 君らの愚かさ 愛しささえも見える 壊し方より 続け方を知らないだけ そう気づいて また憎み直す 逆死線のこちら側から 呪いより深い希望を送る どうせ朽ちる身体なら 燃やし尽くせと 灰になるまで 息使い切れと (さあ選べ) 死から”生”へと戻れないこの声で 君たちの輪廻を引き裂いてやる
