私 海を見るのが好きなの 行くとこもないしさ 何となくで列車に揺られた 外の景色を見る君を後ろからさ フィルムに焼きつけたんだ 二度とない日々に縋っていたいから 人気のない砂浜と線路 いつかの海岸通りから見た 君が違う星みたいだって ふざけて笑う パステルブルーの中振り返る 君の仕草に見とれていた パステルブルーの中遠ざかる 君とそばにいられるだけの 優しさを探していたんだよ 君が立ち止まって見せた いつかの寂しげな 横顔を白縹の海が彩っていた 肩を並べて座った 僕に寄りかかり君は言った あの日も同じように 2 人で海を見たね ずいぶん時間が経った 忘れたい過去なんてもうないよ その全部が君なんだ あと少しだけ歩こうか 私 海を見るのが好きなの それだけでいいの パステルブルーの中振り返る 君の仕草に見とれていた パステルブルーの中遠ざかる 君を繋ぎ止めるだけの歌をいつか 歌えたらいいな 歌えたらいいな