最低なことは最低なままで クソみてぇなことは クソなりに愛があって 最低な夜は人知れず泣いて ドブみてぇなことは 抱えて吐き出せぬまんま 愛さえ無ければ悩まないままで 愛さえあるなら迷っても灯を探して 残りはどうにも少ない水筒 何年経てど変わらぬままで ねぇ、まん丸お月さんよ どんな旅路を巡って いろんなものを見てきても …腹は減るんだなァ とうとう僕らが終わりの壁の前で ちょっとずつ 脚が動かんくなっていって ひょうひょう優しく吹く風の中で 妙に幸せな夢を見ているような 最低なことは最低なままで クソみてぇなことは クソなりに愛があって 最低な夜は人知れず泣いて ドブみてぇなことは 抱えて吐き出せぬまんま 愛さえ無ければ悩まないままで 愛さえあるなら迷っても灯を探して