悲しいリズムで 街は深呼吸 僕も呑まれて まったりダンス 妖しい仲通り 昭和の名残り 融雪の匂い マロンは出ない まるで環濠の城 大雪に守られ 僕は手のひらで 雪をすくって駆けた 君と 君と出会った日のことは もう覚えてないから 君の 君の素晴らしさは忘れないよ 優しい空気 街に芽吹いて 僕のつま先まで 包んでほしい 十年前の顔ぶれ 古くさい雰囲気 明日でお別れ 桜は少しお預け 君が 君が僕に与えたものは 持ち切れないから 僕も いつか 誰かのソレになりたいよ 雪の間に ふきのとうが顔を出す 季節になれば 君を思い出すだろう lu- lu- lulu- lu- lu- lulu- lu- lu- lulu- lu- lu- lulu-