ねぇ薄ら 笑うその口元塞いでもいい? まだ見たことのない表情見せて そのままでいいわけがない 出来るまでそこにいて 後先は分からないけれど 許してお願い 肌を伝う吐息もいずれ消え去る だからせめて君の記憶の底へ刻む 名も知らぬ愛しさも憎しみと形を 変えて 声にならぬ後悔だけを残して 壊したい壊せないその腕の中で もう一度眠らせて 悪夢的喪失の中 絡め取った君が全て 踏み外した自覚の有無 今は忘れて愛し合おう もう戻れない この詩を敷き詰めてずっと 待っていたから もっと君の声を聞かせていてね 肌を伝う吐息もいずれ消え去る だからせめて君の記憶の底へと 名も知らぬ愛しさも憎しみと形を 変えて 声にならぬ後悔だけを残して 壊したい壊せないその腕の中で もう一度眠らせて