風が どこからともなく 髪の残り香を 解きほどいて行く それが 隣で微笑む 君という僕への 特別な贈り物 季節が巡って 月日が流れて 声が名前が 届かなくなっても 僕の 君の この旅路が終わる日まで この手をきっと 離しはしないだろう ららら 鼻歌 響かせる君の笑顔を 忘れないように こぼさないように 歩いてゆく バスが どこからともなく 雨の残り香を 引き連れて来る それが 二人の時間を 思い出せるだけの 特別な贈り物 願いが空回って 時が引き離して 涙が笑顔が 届かなくなっても 僕の君の この旅路が終わる日まで この手をきっと 離しはしないだろう ららら 鼻歌 響かせる君の笑顔を 忘れないように こぼさないように 歩いてゆく 口数が減って しわの数が増えて 二人見た景色が かすんで消えても 僕の君の この旅路が終わる日まで この手をきっと 離しはしないだろう ららら 鼻歌 響かせる君の笑顔を 忘れないように こぼさないように 歩いてゆく