鮮やかな色が包む約束 太鼓橋で君と出会いし日思う 風に揺らめく水面の奥 コノハナサクラ美しく散り 季節とともに巡るは君の微笑み 真夏の黄昏過ぎて星が煌めく頃には 遠い日の君を想い抱いて 響き渡る華やかな祭り囃子 かけがえのないこの時を君と二人で 紫陽花咲き 時の流れ感じて 肌に滲みし汗ひとしずく 波立て映るひらひら揺らす 何があっても護るべきものはひとつ 真夏の黄昏過ぎて星が煌めく頃には 遠い日の僕を想い抱いて あかりが灯りはじめて動き出す夜 変わらぬ場所でこれからも 君と二人で 風に揺らめく水面の奥 フタリシズカ色に染められて 幻想を超え此処にある君の横顔 真夏の黄昏過ぎて星が煌めく頃には 確かにある手のひら重ね合わせて 水面の夜空に咲く 打ち上げ花火と共に映る君と僕 胸に焼き付け