常温のオレンジジュース注ぐ音 お包みに巻かれ満たされた表情 もう雪が降ってくる頃、 水族館ガラスへばり付く幼女 出産するイルカの絵に没頭 美しさを知る Water lilly 掴んでるようで掴めてないものばっ かりだった 思い出したことは君の振り向きざま のニコッとした、あざとい顔だった 照らしていた、 君の為の太陽だったんだ 穢れを知らない澄んだ瞳は 何人を救えるのだろう 静かに、鳴り響く 暖かいオルゴール 絵本読んで眠りについたとこ トクトク優しく脈打つ鼓動 もう雪が積もってる頃、 リビング叫び声、食器割れる音 ドアから見える命乞うもの 耳を塞ぐ Water Lilly 胸が騒ついた 風が窓を叩いた 行け、行け____!!!!! 背中に突き刺したフォークでさえ あいつを殺せやしないけど、 手を引いて逃げる、雪の中 「遠くまで行こう 私たち2人で__ 」 Freeze…freeze… 常温のオレンジジュース注ぐ音 お包みに巻かれ満たされた表情 もう雪が溶けてくる頃、 ミトンの手袋、シチュー鍋コトコト もも肉頬張る紅色の頬 フーリー、高らかに! 離れ離れになってもね お前が幸せなら俺も幸せ