約束したんだ、 きみより先に僕が死なないこと 知らないことたくさん! でも知らないままにすれば ずっと居られるって。 首を吊るたび僕が紐を切ってあげる お金無いならもっとバイトもする お願い!ステラ ハム子がずっと_ (を忘れませんように) きみの哀しみ全て 無視して抱き締めれば、 死にたくなくなるかなんて すこし傲慢かな? 息も忘れて、 ゾウを見たがるきみと 同じ物語に登場できて 良かった、 良かった。 「ハム子、笑って! ねえ ハム子、何処へ行くの?」 かじかんだ手繋いで、 今日はふたりで冬服を買いに行く ハム子はいっつもおんなじ服ばっか 着てるから僕が選んだげる! こんな誰かにとっての当たり前が ありふれてる日常が、 のどから手が出るほど 欲しかったなんて 言えば、笑ってくれますか?_ 「前髪で隠しても 僕は気付いてたんだよ、 きみがきみを愛せるまでは」 きみの哀しみ全て 無視して抱き締めれば、 死にたくなくなるかなんて すこし傲慢かな? 息も忘れて ゾウを見つめるきみと、 同じ物語に登場できて よかった、 よかったぁ。