どんな言葉も どんな想いも 上手く当てはまらないから 遠くて近い この距離のままわたしは いつまでも生きていこう <♪> 見慣れた背中 追いかけて 手を伸ばしても 触れられなくて そんな日々に今日も ひとり 目を伏せ あなたの世界 覗き見る フィルター越しに移ろう季節が きっとあなたのすべてなんだと 信じてたかった だけど本当は 手のひらの中の幻(ゆめ) あなたの何気ない言葉を 思い出しても そこに意味はなくて まぶたを閉じてさえも尚 鮮やかすぎる あなたの 笑顔 抱いて眠る どんな言葉も どんな想いも 伝えたら割れてしまうから あなたの横に 私のカケラ ひとつだけ 残しても いいですか? <♪> 貴方の眼の奥のほうで 見える世界に わたしが居なくても 「それで構わない」と いつしか 目を伏せ 諦めたのはいつからでしょう 暖かいものはいつか冷めて 春が過ぎればやがて冬が来て それが分かってるのに 気づけば いつでも 光だけ求めて泣く <♪> 見たくはないのに 見てしまうんだ あなたの時間軸の 一つ一つを ああ 誰に向けた言葉だって 一々傷付きながら それでもずっと こうしていたいの 笑ったその顔が 焼き付いて 離れないな でもわたしは 半透明 きっとあなたに 映らない <♪> 冷たい温度と寄り添っていても いつかの温もりだけで ぼかしていられる でもこんな日々もやがて 終わってしまうのでしょう? また 込み上げる いつもの幻(ゆめ)を 見ていた... <♪> どんな言葉も どんな想いも 上手く当てはまらないから 遠くて近い この距離のままわたしは いつまでも 生きていこう <♪> どんな言葉も どんな想いも 伝えられないこの世界でも 遠くて近い この距離を越えたときには 何かが変わるというの? <♪> この愛しい距離を抱いたまま 「またあした、どうか笑顔で。」