歩く俺の日々は 立ち止まることのない 中央線沿線 朝日を迎えに行こうぜ そんなふうに言えたならば 男かい 歩く俺の日々は 押し花の栞のように かつての輝きを そこに とどめたいわけじゃない そんなふうに空を見れば ちょっと 男らしいのかな ゆっくりと進むのも道 息切らし 駆け登るのも道 同じように この空を あなたも見上げたのでしょうか 色褪せた温もりも 本当の孤独も 大人になるまでに 手渡された 砂時計だとすれば 意味もなく時間は 過ぎたりはしないのかい だからこそ 歩く俺 意味があろうと なかろうと