空になっても 注いでもくれぬ ひとり呑む酒 味気がないね なんで俺より 先に逝く 雨と泣きたい こんな夜は 思い出すたび 恋しくて ともに酔いたい ともに酔いたい 思慕の酒 自棄で呑んでも とめてもくれぬ 情けないけど 立ち直れない だれかいい女 みつけてね それが最後の 言葉でも 俺にゃできない おまえしか やっぱ酔えない やっぱ酔えない 思慕の酒 いつか呑みたい 旨酒たんと おまえ自慢の 肴をあてに ずっとひとりで 待っててな 俺がもらいに いくからさ 口紅のひと指し わすれるな ともに酔いたい ともに酔いたい 思慕の酒