帰り道はざあざあ降り 辿り着いた部屋 初めての夜 濡れた瞳をあずけた シーツが擦れて2人を包む 「何もなかった」 友だちに言いながら 熱を帯びている場所は秘密 曖昧なラインを行ったり来たり 駆け引きって程でもないやりとり 訳は聞かない 知っているから 笑って誤魔化されるだけだもんね 感じられる 特別だと 肌を重ねたこの瞬間だけ どんな誰より ハマるエモーション だけどその先はきっと 要らないんだね 陽が射しこむ部屋じゃ答えられない 弱いのはお互い様だ ...ってことで。 起き抜けにタバコを吸う 背中に浮かぶ 歪な線の名を何と呼ぼうか 手を取ったならばそっと握り 返してくれる やっぱりこの温度が落ち着くなぁ 安らかな寝息と心地良く打つ鼓動 時間なんて止まればいいと思う 求め合うより与え合う方が幸せだと ぼくらはきっと互いに気付いている
