千切れてしまった時間を 奥の方から取り出せば 気付けなかったことが あまりに鮮明に見えるから 答えを教えてよ ぼくが何回そう尋ねたって 答えなんてないと笑う その度に 何百回と繰り返した やりとりの中に小さな小さな 2人だけわかるよな答えがある 見えないモノほど大きな大きな ぼくの中 痣になるくらい残るよに 何千回と繰り返した 信じることが出来るほど 近くなるには遠すぎて 隙間を埋めるたびに 差し出すこの手は震えていた 答えがないのなら ぼくになにをそう望むんだって 望んでなんてないと笑う その笑顔に 何百回と弾け飛んだ 掛け違えたまますれ違うままに 歩き出す2人のあいだに答えがある 欲しがるこの手に触れた透明が ぼくの中 痣になるくらい残るよに 遠い夢を見てた やりとりの中に小さな小さな 2人だけわかるよな答えがある 見えないモノほど大きな大きな ぼくの中 痣になるくらい残るよに 差し出すこの手に触れた透明が ぼくの中 痣になる 遠い夢を見てた 何万回と繰り返した