それは瞬きよりも短いひととき はぜる火花のようだ インスピレーションは いなびかり 遠ざける暗がり 死神のかおり 吸い込み 吐き出し 息を吹き返す 火の鳥 あふれだすうぶごえ 重ねて 歌ってみせて 口ずさんで みせて 満たしておくれ 孤独の からっぽなグラスへ そそぎこまれていく メロディにすべてをゆだねて 瞳 琥珀色に染めて きみが凝視める黄昏の夢 痛みを抱く腕の中で 震えてる 震えてるよ MUSIC ああ 夜の幕を裂いて 音は鳴りつづける 飛び散って 唸りつづける 声が ぼくたちに 歓喜をみせてくれる きみがくれる合図で ひっくりかえる世界のモデル 再生 からだじゅうに記憶は宿る 刻みつける モーメント それはまばたきよりも短いひととき 燃え尽きるまでは 揺れうごく 胸の心臓と いのち 傷跡も癒し ほどく 陽のひかり 今はただふたり ずっと踊り明かしたい 瞳 琥珀色に染めて きみが凝視める黄昏の夢 痛みを抱く腕の中で 震えてる 震えてるよ MUSIC