今日も僕らは走った どこまでも変わらない空 青い空 どうしたって同じ運命なんだ 宙に舞った「意味」ばっか 掲げても馬鹿みたいだな 怠惰な 逃避行はまだ続いてくんだ この夜も開けぬまま 伽藍堂の心擦り減らして 時は瞬く間 飽くまで空回り これ以上の落ちどころなどなくて ささくれ立った夕 僕ら探してる 回り回る照明と 日常 揺れ動く影 いつでも本当のことばかりだと 怯えている 僕ら探してる 暮れゆく街の線路沿いを 吹き抜ける風 無意義な日々の今日 嘆きながら 通り過ぎてゆく 摩天楼 聳え立つ黒い影 繋がれたカルマ さあ悪魔が笑う 螺旋状続く先は何処へ どこまでだって憂 僕ら探してる 夢に見てた桃源郷 幻想 跡形もなく 崩れ落ちて行く サラバ 舞い散る花の如く 僕ら探してる 繰り返し有象無象の今日 持て余しては 無意義な日々だと 嘆きながらもまた歩き出す