叫心モノローグ

歌詞

ロックンロールが死んでしまった 明日に変わる3秒前 僕はちょっとまた俯いて 擦り切れたリアルの只中だ 鳴らせミュージック さらば宇宙人 デタラメばっかの日々を壊して! 閉じこもった脆弱なロンリー 空だけがいつも澄み渡っていた どこへも行けず 何にもなれず 微かな希望も捨てきれずに 生温く吹き抜ける風 何かが変わる明日を待ち続けた 果てしなく続く水平線 ちっぽけにどこまでも自由さ 遠のく昨日を後にして あの光に今 手を伸ばしたんだ 訳もわからぬまま 駆け出した心 確かな「今」を叫びたいよ 息もできないほど 加速する 熱を帯びる 目指した先は太陽 まだ醒めないで そう いつだって 世界に忘れ去られたって 僕はここにいる 窓の向こうは雨空だった 長い夢を見ていた気がする 忙しなく景色は流れ 幻想のまま 終わりを告げる夏 ロックンロール!誰かが叫んだ 明日に変わる3秒前 僕はちょっとまた俯いて どこまでもリアルの只中だ ロックンロール!確かに叫んだ 今日に変わる3秒前 君はちょっとまた俯いて 終わりのない昨日の中にいた 堰を切って流れる情景 押し寄せるようなうねりの中を 闇を掻き分けて走っていく コンパスはただ光を指している この先もずっと 正体のない 不安の影がつきまとうさ 眠れぬ夜 幾つ数えたって 絶望をまだ見たこともない 放たれた紺碧の空 何か変わるかなんてわからないが 足取りは確か 踏み出した 新しい世界を今掴み取ったんだ