死なないことの証明 ループする世界で目覚めた僕は 何も思い出せない それでも生きる意味を知るために 理由もわからず あらがい続けた 天使と呼ばれる女の子 名前も知らない 敵である小さな君の 報われない健気さに僕は 少しずつ惹かれていく 寂しそうな君の目は いつも綺麗で 遠くを見ていた 僕は気づいて欲しくて横で 大声出して叫んだ 理不尽な人生を呪った目 あらがうのに必死だった 本物の人生に上塗りして 嘘で固めた 戦わないと約束した校庭 たった 1人の 味方で いると決めた 大きく見えた君の存在は 次第に弱っていった 悪役を演じる君は 天使の羽で つつんでくれてた そばにいて手を繋いだ いつか消える君と 初めての晴れ舞台 最初で最後の別れの日 二人だけの世界で 同じ鼓動鳴り響く 寂しそうな君の目は 天使の鼓動 奏続けてる ココに残る僕へのリクエスト 「ずっと一緒にいよう」