夕暮れと夏休み 奇跡はないし 帰り道の 横顔に止まるとき 僕のことを伝えられたらいいな 君を守れない 僕は君を守れない 光って消えた孤独 それでなくなりたい 忘れられない 僕は忘れ去られたい 消えたい 消えたい さらわれた さらわれた 夏の声を取り戻して 君とふたりでこのままでいい さよならに さよならじゃ 伝えきれない痛みも なにも届かないで 僕だけの夕焼け 光って消えた僕はさ 意味はないし記憶もない 気持ちがこんがらがるから 何もぜんぶ伝えられない 道ばたに落ちてる羽は ぽたぽた垂れてく汗が 夢からは覚めた電車から降りた まっしろな空の下 もどれない もどれたら 走り出した夏の夜空 忘れられない思い出になる かなしくて かなしくて 泣いているのはひとりだ 開いた窓の外は 僕だけの夕焼け さらわれた さらわれた 夏の声を取り戻して 君とふたりでこのままでいい さよならに さよならじゃ 伝えきれない痛みも ぜんぶ届いてよ 僕だけの夕焼け 君を守れない 僕は君を守れない 光って消えた孤独 それでなくなりたい 忘れられない 僕は忘れ去られたい 消えない 消えないで 僕だけの夕焼け