それは山をなぞる風で踊る鬼火 汝の為に 唄われしこの詩は 呪いと獣の声が 交差する 嵐の如く 引き裂かれた天の傷に 飾られた月 そして闇が 艶めかしく 誘う夢 微睡みの中 衣を滑り落とす 愛し合う…毒蛇の如く 罠を仕掛けて 呪縛の意図 月の下 鬼を抱け うたかたに 酔いしれて 花よ散れ 燃える月が夜空を抱き 焦がしてゆくから 契りに色づく吐息 今咲き乱れて 紅に染まりゆく 夢灯り 妖よ消えてゆけ 呪縛の意図 月の下 鬼を抱け うたかたに 酔いしれて 花よ散れ 燃える月が夜空を抱き焦がしてゆくから 契りに色づく吐息 今咲き誇れば 紅に染まりゆく 夢灯り 妖よ消えてゆけ