囁くよ 扉の向こうから 懐かしい風が吹いた 目の前は映画の様に 鼓動が加速してゆく 駆け出していた裸足のまま 月が心を照らす 「覚えてる」 声が届きますか 季節の風景よ 過ぎ去っていく其々の想いが 掌に残る 証が 今も忘れない 大切な居場所 笑ってた 空を見上げながら 僕は何処にいるのか、と。 永遠はね 叶わないから だから 夢を見るのかな 声が届きますか 季節の風景よ 過ぎ去っていく其々の想いが 掌に残る 証が 今も忘れない 大切な 残る風の香り擽った 帰り道を振り返る 草原で見上げた夜空は ここではもう見えない 巡る巡る季節よ このまま いつか訪れるあの場所を包んで あの日のまま