整った街並に夜が溶けた 長い影がふたつ 歩道に伸びる 一番星が雲をくぐり抜けて 寄り添う二人を見つめてた 時を越えて君と いつまでも歩きたい 琥珀色の月が 心を照らしていた 輝いた季節を通り過ぎて どれくらい心を交わしただろう 手から落ちる砂と同じように 時が過去へと流れていた 時を越えて君と いつまでも歩きたい 見失わぬように 途切れぬように 繋いだその手を離さぬように ささやかな記憶を 少しずつ刻んでく 最後の日が来ても 重ねあう想い 心に眠れるように 時を越えて君と いつまでも歩きたい 繰り返す毎日を かけがえないものに 変えてゆけることを祈りながら 昨日の明日へ