白と黒だけで構成された 息の詰まる教室 正しいとされる色の絵の具が 僕の自由を奪う はみ出すことを恐れるあまりに 透明人間になった 誰かの顔色という名の檻で 心を飼い慣らしていた 「普通」でいることが幸せだと 呪いのように囁く声 みんなと同じ笑顔の仮面を 貼り付けてやり過ごす日々 個性を殺して得られる安寧に 何の意味があるのだろう 鏡の中の瞳から光が 少しずつ消えていった だけど聞こえたんだ 胸の奥底で 塗りつぶされることを拒む 魂の叫びが この世界が僕を黒く 塗りつぶそうとするなら 絶望の闇さえも飲み干してやる 常識という名の絵筆をへし折って 無彩色の空に反逆の狼煙を上げろ 誰にも定義させない 僕という存在証明 この傷だらけの両手で 自分だけの色を掴み取れ 光が強ければ強いほど 影は濃くなるものだと 君は教えてくれた 影も僕の一部なのだと だからもう逃げない この闇ごと愛してやる 教科書に書かれた正解なんて 破り捨てればただの紙切れ 僕らが生きるこの世界に 確かな答えなどありはしない 間違いを恐れて立ち止まるより 転んで膝を擦りむきたい その痛みだけが 僕がここにいるというリアル Yo, listen. 没個性への招待状はビリビリに Rip it up 量産型の幸福論には興味ない Shut it up 灰色の群衆に紛れる気はないぜ I'm a renegade 黒い羊?上等だろ 孤独こそが俺のPride 同調圧力という 名のウイルスに侵された世界 抗体は自分を信じる心だけ Wake up your mind 規範の鎖を引き千切り 踊り狂う茨の道 俺の色は俺が決める This is my genesis 偽りの光を振りかざす偽善者たちよ お前たちの白より 僕の黒の方がずっと美しい この社会が僕に黒い烙印を 押そうとするなら 宿命の鎖さえも引き千切ってやる 予定調和の舞台をぶち壊して 無表情な観衆に本物の涙を見せろ 誰にも真似できない 僕という名のカタルシス この血の滲む唇で 自分だけの未来を歌い上げろ 黒は全ての色の終わりであり 始まりの色でもある 絶望の底でこそ人は 本当の強さを知る さあ夜明けは近い 覚醒の時だ 割れた鏡に映る無数の自分 そのどれもが傷つき ながらも前を向いていた もう仮面はいらない 泣きたい時には泣けばいい 曝け出した弱さこそが 人を強くするのだから Yeah, final verse. 黒という名のキャンバスに どんな夢を描くかは自分次第 Don't you see? 絶望から希望を 混沌から秩序を 生み出す力が君にはある You are the hero 他人の評価なんてノイズだ Mute it 魂の羅針盤が指す方へ Go straight 夜が明ける直前が一番暗いって 言うだろ 俺らがその闇を照らす 最初の光になる 嘆きの夜を超えて 約束の地へと向かう もう何も恐れない 僕らは一人じゃないから この世界が僕らを黒だと 断罪するのならば 全ての色を混ぜ合わせ黒を 超えてゆけ 悲劇の幕をその手で引き裂いて 新しい時代の黎明をこの目に焼き 付けろ 誰にも奪わせない 僕らの尊厳と自由 この焼け付く喉で叫ぶのさ 自分だけの色で生きていくと
