夜が明けていく駅 言葉さがしてるぼくに 君の白いブラウスが 朝日を浴びてほほえんだ 人もまばらな 電車の窓際 大きな瞳の奥で 見つめるもの ぼくにはきっと見えない 君はなぜ 遠い虹を そんなにも 追いかけてゆくのか ぼくは何もほしくない ただ君の やさしいささやきに 包まれていたいのさ ぼくらをのせた電車は 海沿いを西へ走る はしゃぐ君の白い胸元 ぼくはアイスクリームおっことした 急にマジメな顔して 自分の生き方ワガママだねって 話す瞳 忘れられなくなるのに 君はなぜ 高い空を そんなにも はばたいてゆくのか ぼくは平凡すぎるのかな ただ君を 誰よりも強く 想っていたいだけ <♪> 誰も君をしばることできない このぼくも同じこと 君はなぜ遠い虹を そんなにも 追いかけてゆくのか ぼくは何も欲しくない ただ君を やわらかく強く 抱きしめていたいのさ