東の空が傾いて どこかの屋根 音をたててきしんでる そんな昼に 仕事もなにもないのなら あの田舎まで出かけよう ふたりして荷物まとめ 逃げるように行ってしまおうか ぼくらはきっと若い花模様 何かのひょうしに 消えてしまうんだね (風がびゅうっと吹いて ふたり飛ばされそうで) <♪> 西の夕暮れ来るころ 鳥も遠くへ旅出つ そろそろさ もうすぐ来るさ 月が見えそうな晩なら あの河原まで散歩しよう ふたりして忍び足で こっそりと出かけようよ ぼくらは若い腕と腕かさね 何かを誓って夜を眠るんだね (風がびゅうっと吹いて ふたり飛ばされそうさ) <♪> ぼくらはきっと若い花模様 何かのはずみで 消えてしまうんだね (風がびゅうっと吹いて ふたり飛ばされそうで)