抱きしめた ぬくもりさえ 今はもう消えそうだけれど 振りむかない 想いだけが 僕を明日に変える 瞳閉じてても そばで感じるよ この街出たと 噂で聞いたよ コートえり立てて 白い息吐いて 公園のベンチで いつも笑ったね 悲しみはいつの日も 別々に背負う そして今の自分を 今日も捜そうよ あんなにも 出来なかった 「さようなら」も言えそうだけれど 胸を刺す痛みだけが 君を明日に変える 指が覚えてる 電話番号も 気づかぬうちに 忘れてゆくよ 逢えることはない 話すこともない ただあの日々を 誇りにしたい 君が大切そうに この消えゆく想い 抱きしめているのなら もっと悲しいよ 時は全てのものを 変えてしまうけれど 変わらないものあるよ きっと 君がまじめに僕を 愛し続けたように 僕も大切な人 ずっと守るよ 抱きしめた ぬくもりさえ 今はもう消えそうだけれど 振りむかない 想いだけが 僕を明日にする 人混みに 流されてく 君の背中想うたびに 愛しくて 切ないけど 僕ら歩きはじめる