気づけば電波は途切れて ぼやけた遠い街の輪郭 汚れた鏡を探して 綺麗で透明な暗闇を漂う 世界を旅する孤独は 小さなノイズにすら怯えた それでも明日を知りたいと 願って彷徨う迷い人 いつかの夢の中 君は言った 奇跡 魔法 未来はきっとあって 光たどって 星を観るんだって この世界の輝きは 嘘みたいに鮮やかで そんな色に触れたくて 手を伸ばしたんだ 届かなくたっていつか掴むから どうか世界が 光が 消えずにありますように 知らない音が多すぎて 呼吸が乱れて沈んでいく もがいて顔を出そうとも 嘲笑って邪魔する重力だ いつかの夢の中 君が揺れた もし何も見えなくなったら 忘れちゃったら どうしようかって その世界の街並みは 幻想みたいに華やかで そんな希望を知りたくて 走り出したんだ 消えそうな夜だって朝に結ぶから ずっと願いを 未来を 忘れてしまわないように 心 暖かい静けさ 二人 俯瞰してた銀河 言葉 ありふれたざわめき 一人 戻れずに観た夢 この世界の輝きは 嘘みたいに鮮やかで そんな色に触れたくて 手を伸ばしたんだ 届かなくたっていつか掴むから どうか願いを 未来を 壊さないでいて 世界が 光が 消えずにありますように