ぼやけた白い線を なぞっていた 指先を伝う言葉 探してた 春風に揺られ 定まらなかったこの気持ち 移ろう温度と記憶の中で 余白になった いつもの見慣れた街 逃げ出せずに 叶わない夢だけを描いていた 新しい景色を 見たことのない明日を知りたい 強がり 弱い言い訳は捨てて 静寂を破る 始まりの鐘 扉開けて この場所から 走り出して繋いでいく 誰も知らない世界へ 気づかないうちに渇く日々が ほら満たされてく 怖くて踏み出せなかった あの時間を超え 未完成な世界が待っているよ すぐそばにあるようで はるか遠く いつになれば手が届く? 重なり合う? 光があるなら 今すぐここから連れ出して 朝日を歌う 鼓動感じてる 滲む過去を流す 振り出しの雨 同じ場所には もういないから 離さないで結んでいく あの不思議な世界へ 赦せなかった伸びる影も 羽ばたく翼になる いつか 世界終わるんだと知って 笑い泣くんだと知った そんな痛みがあって ここで出会った? いつまでも 忘れない 走り出して繋いでいく 誰も知らない世界へ 気づかないだけですぐそばにある パラレルなのさ 怖くて踏み出せなかった あの時間を超え 未完成な世界が待っているよ