愛の速度が光よりも速かった頃から 君の目は世界の果てのぞんだ ゆっくり降ろされたカーテンが 季節 と呼ばれた頃から ふたり が出会うまで 鳴り止まないバースデーソング 見たことない形のテクノ 滝のように溢れ始めた 待ちくたびれた時間が迫る 一人 が 一人 に気づいて 一人 になるまでを 青い春と呼ぶのだろう ベルの音が聴こえた 今こそハッピーバースデー 君の涙が海になるんだよ 「愛を手に帰ってくる」 と 旅立ったパラシュート 空の上で話すのは 「思い出してほしい、 水の中にいたね 光も闇もない ただ暖かな感覚の中で」 ベルの音が聴こえた はじめてのハッピーバースデー クジラのあくびが波になる頃 答え合わせをしよう 瞳が鏡になるまで 二人は透きとおっていよう