別れ際に、ほらそこに、 これからの笑顔があるんだ。 心に刻んだ場所は、もう変わらないはず。 歳を数え終わるまで、 語り尽くすまで、話したいんだ。 今、あの頃の僕は、笑っているから。 翔べるものならば、翔んでるさ。 海を歩ければ、やってるさ。 けど僕等は人であり、君へと笑う。 雨は上がっているのなら、赤が青に変わるのなら、 あの影も四季に溶けるなら、傘は置いて行こう。 信じてる人も、いんだろうな。 信じない人も、いんだろうが…。 “最後に笑う者”ってのは、探すみんなのこと。 あっ! そうか!! どの道も笑顔への橋と考えて。 どうあれ、笑いはずっと、病気を治すように、 生まれる前からあって。 そうだね。そんな笑いが解る気持ちなら、 涙も笑うかなって。 笑顔、笑顔。街に見る笑顔。 ほら、笑顔。泣き顔も笑顔。 ほら、笑顔。辿り着く笑顔。 あぁ、目の前の笑顔。