悲劇から未だ逃げられない 知ってしまった今は終われないこと でも変に期待してみたのは 希望を持っていたから 失いたくないなら何も求めない 愛は辛いから最後のお願い もう誰も近寄ってこないで 金輪際 ああもう今更だって 分かっていたのにな 一人だってこと 「誰かの傷になるかも」 そうして逃げてきた人生だ シラフのまま酔えば千鳥足で今日も 街灯も何もない所 裸足のまま走り抜ける ねえ愛なんてもうとうに 信じちゃいない また最大公約数的な妥協で証明 (There's no way) 割り切れない思いは隙間から落ちて 余り物のカンジョウ 自分に言い聞かせた 夜が遠ざかる 白む空に虚無襲う 特段今夜は いつにも増して酷く孤独 いつまで絡まる脳裏 期待は自殺行為 身体重なるより 終わりがないなら最期が見たい 為す術なくてカクテルに溶かした 未来 弱く見せてそっと強く生きていた 「あんたも半端なんだろ」 劈く静寂に耳を塞いだ 触れかけた 寂しいはとっくに捨ててきた どこかの何かの痕も 見ないフリの度に増える ねえ愛なんてもうとうに 信じちゃいない また最大公約数的な妥協で証明 (There's no way) 割り切れない思いは隙間から落ちて 余り物のカンジョウ 自分に言い聞かせた 愛なんて毛頭縋る気もないわ 揺蕩いな 0.2秒の自由を欲してまた共鳴 求めない見返りを求め心着飾る あの日からもうありのままじゃいら れない 厭世讃歌謳って終末を だって元来汎愛なんてないんでしょ 何回だって泣いても 希う当たり前すら 求めない不幸で慣れるわ ねえ永遠みたいな目をしないで 全然治らない傷も愛してるの 愛を知ってしまえば私二度と 戻れないから