良い写真を見た 時を手ですくったみたいだった とまっているのにきらめく、 小さなひらめきを感じた。 ことばも人も逃げる事ない、 でもムリに向かい合うこともない。 すれ違っていっても良い。 逢うことがあっても心はそっぽ 向いたり あやまったって 伝わらないことだって、 決して甘い世界ではないから。 昔の記憶はあなたを 一番支えるものなのかな、 わからない。 今は進みたいようなあいまいな。 一つの化粧箱には小さなケーキが 何十個も詰まっていて 詰まっている事は 嬉しい事だってわかった。 歩き出すタイミングは 母親に合わせて、 止まるタイミングはいつも自分で 決めた。 つよくなっていないつらくなってく つらくなっていない たくさんの賑やかな声と、 誰かに愛情を込める一つの声。 やさしくなってく。 (この贈り物はまた、この子が、 大きくなったときに子に 渡してほしい。)
