くたびれてまぶた 半分しか開いてない うっすら見えた きれいな何か 抱きしめようと 思わず身を起こす だけどそこには 君しかいない 繋いだ手があった どれくらい 遠くに離して その日のうち 触らないと 溶けてしまいそうな雪 君のハート 風のハート ふんわり 柔らかな雪 ずっとある ずっとある 凝らして 元に戻そうとするけれど 遠い目の奥が まだ怒ってる 時々横切る 情熱をいつか あてにして さっきまでは 平気だったのに 突然の景色 息をのんで 止まってしまって 時が澄んで 恋焦がれて 滑り出した細道 夜は今は怖くなってじっとしている その日のうち 触らないと 溶けてしまいそうな雪 君のハート 風のハート ふんわり 柔らかな雪 ずっとある ずっとある