月の綺麗な夜でした 煌めいた 空の奇跡 一番星の眩しさに憧れた 子どもの頃だっけ 二人で誓った 夢追い続けること 徒に駆け出した君を見て 見て 見て胸がざわつく 「あなたにはなれいないわ」 二人の鼓動は加速していく またダメだ はじめから 無意味な振り出しへ戻っていく 君はただ徐に遠くの星空を 描いている この惑星はどこまでも冷たい僕を 描いている 耳を澄まして尋ねてみても その言葉は雪の中 訪れない春を願って 重ねていた君の影 今はただひらひらと舞い落ちる 花の名前も忘れた 繰り返される後悔の海を泳ぐ ねぇ 泣かないで 泣かないで 硝子で頬を切る 降り止まない雪の中に沈んでく 思い出して あなたには あなたの空が広がってる 月の綺麗な夜でした 煌めいた 空の奇跡 一番星の眩しさに憧れた 子どもの頃だっけ 二人で誓った 夢追い続けること 徒に駆け出した君を見て 見て 見て胸がざわつく このままじゃ手遅れだ 流れる時間は加速していく 諦めろ もう無理だ 弱気な自分を捕食していく 君はただ徐に遠くの星空を 描いている この惑星はどこまでも冷たい運命が 流れている 空を見上げて手を伸ばしても 触れられない雪の花 鏡の中の僕を描いて 凍りついた君の頬 溶かすようにひらひらと舞い落ちる 雫を模した花びら