Track bypaionia
信号をわざと点滅させて 走るように 歩くように行く 結局俺は辿り着けぬ 白と黒は赤になる 俺は俺をじっと見てた 花のような想像も ぬかるむ街の歌声も 夏の海の賑やかな 人の肌も汗も欲も 持たない俺は「悲しい」と そんな言葉をただ思う でっかい音は必要がない ちゃんと俺は聴いているから さあ踊れや踊れ 意味もなく 「言葉なんて追い越してさあ」 瞬間で何も変わるものはない 仕掛けることで待ちを越えて みんな疲れて眠る前に 悲しい歌を聴かせたい