王子様は探さない 僕は怖かった いつか君の顔を忘れたら どうしたらいいのかって だから、無性に会いたくなって それから、君に触れたくなった 正直 君はどうだったの ノロマだなんて思っていたの 君の望みじゃないみたいにさ 君が何も知らないみたいにさ まるで決まってたみたいにさ 自分の力で 自分の足で 王子様は探さない 全部 僕は知っていたのさ 明け透けなガラスの心 そっと 強引に奪いに来ることを 王子様は探さない 自ら探したりしないのさ 全てを持った僕は 何も持たない君には 決して敵わないから 君は怖くない もし僕が君の手掴んだら 自由という羽根をもがれ 2度と空は飛べなくなって それから、籠の鳥になって 正直 僕は怖かったよ だから 君を待っていたのさ 僕の意志じゃなくてもさ 僕が何もしなくてもさ まるで決まってたみたいにさ 君が思うまま 僕のもとへ 王子様は探さない どうせ君は 知っていたのさ 見え透いたガラスの靴で この階段を上る日が来ることを だから僕は探さない 自ら探したりしないのさ 生まれながらの王子は 何も持たない君には 決してかなわないから 王子様は探さない そうだ僕は 信じてたのさ 白馬じゃない カボチャの馬車で 君が 僕を迎えにくることを 王子様は探さない 全部 僕は知っていたのさ 明け透けなガラスの心 そっと 強引に奪いに来ることを 王子様は探さない 自ら探したりしないのさ 全てを持った僕は 何も持たない君には 決して敵わないから