帰れない道 月が満ちかけて 終わる想い巡った 夜に言い訳した 少しだけ壊れかけた心が 白い吐息吐き出して 痛み かき消してく 歩道にまき散らした優しさ 君の手で 切なく幕を降ろした 限られた時間に揺らめいて 瞳 映る波間消えた 永遠がそこにあるのなら 傷つけあうことない いつか変わりゆく季節だけど 静かに遠ざかる 話すことなど何ひとつなくて 闇が君を連れ去る 二度と触れられない 足跡たどる君の無邪気な 微笑みも 記憶の影に落ちる さよならの言葉もないまま 君は何処へ旅立つのか うつむいた君の横顔が 囁いていた 星に届くまで繰り返して 終われない明日を 重ねあった指と唇 探していた 束の間現実 理性なんて 気付かぬフリした 求め合える 夢に溺れてた 同じ痛み 飾り付ける嘘 感じはじめてた あの日 限られた時間に揺らめいて 瞳 映る波間消えた 永遠がそこにあるのなら 傷つけあうことない いつか変わりゆく季節だけど 静かに遠ざかる