禁域 -sanctuary-

歌詞

むかしむかし、あるところに… その扉はあるという 楽園へと続く道が そっと、開かれる 迷い込んだ 幼い贄 蒼い瞳 金の髪 それは謂わば 神の悪戯 意味など無い 箱庭の中 羊の群れは 虚ろな祈りを捧げる 何故選ばれたのか ただ孤独にもがき 戸惑い縋る指は彷徨う 嗚呼、それは呪いか 嗚呼、それは祝福 愛に飢えた天使は 闇に堕ちて逝く 曇りのない 愛は鎖 歪な慈悲 裁きはない 集められた 愛し仔たち そっと抱きしめた かえりたい かえりたい 神は嗤う 箱庭の中 羊の群れは 絶望の淵で凍える その冷たい腕に もう血は通わない 繋いだ手の温もり 壊れた 嗚呼、それは嘆きか 嗚呼、それは溜息 涙涸れた天使は 何を見つめ逝く 箱庭の中 羊の群れよ この胸でさあ、眠りなさい 嗚呼、流れる金と 嗚呼、美しい蒼に 射抜かれた歓喜 身を焦がした さあ、愛しい私の憐れな羊たち 叶うならば私の息の根を止めて Liebe ist Einsamkeit, Liebe ist ein Fluch, Liebe ist Verzweiflung, Liebe ist Trauer. Der Tag des Endes.