緑色に潤む風が 無口な花を撫でる時に あなたの声 想い出すわ 君のことがよく分かるよ 何気もなく横顔のまま 話した声 胸の奥で 小さな光に変わる 輝く月が照らす春でも 果てしなく閉ざされた冬の夜でも (そばにいて) 微笑むあなたの優しい頬に 悲しみの雫がこぼれないように そばにいるわ 晴れ渡ったこの世界を あなたとふたり 碧く揺れる湖まで 歩きたいの あなたがもし望むならば 兄弟でも友達にでもなるわ そしていつの時も あなたを孤独(ひとり)にしない 木洩れ日が頬を洗う朝でも 砂のように崩れそうな長い夜でも (そばにいて) 微笑むあなたの優しい頬に 悲しみの雫がこぼれないように そばにいるわ 輝く月が照らす春でも 果てしなく閉ざされた冬の夜でも (そばにいて) 微笑むあなたの優しい頬に 悲しみの雫がこぼれないように そばにいるわ