見上げれば 瞼に焼きつく 紅く染まりかけた 木の葉 テノヒラで受け止められたら 昔 君がくれたオルゴール 今は錆びてしまったけど いつだって 流れるメロディ 手のひらが 冷えた肩に優しく触れて ため息を消してゆく 君が教えてくれた 何気ない幸せはすぐ傍に ひとしきり 泣いてしまえたら どんなに楽になれるのだろう 淡々と 降る雪のように 手のひらが 冷えた頬に優しく触れて 涙を消してゆく 君が教えてくれた 何気ない幸せはすぐ傍に 見上げれば 瞼に焼きつく 紅く染まりかけた 木の葉 テノヒラで受け止められたら テノヒラで受け止められたら