1枚の絵葉書 それだけを便りにして 歩くのは これで終わり ものの感じ方や 好き嫌いは違うけど 価値観は いつも同じ 君が花粉に気がつく頃に 春の気配を感じて 流れ出した音楽に 僕が肩を揺らす いま 鳥のように 優しい雨に打たれて 柔い絹のような 光を選ぶよ いつも永遠を 身近に感じていたいから 連れて行って 寄り道をしながら 何気ない公園で 笑いあえたエピソード 野良猫も 首を傾げた 僕の弱さに気がつく度に そっと背中を叩いて 芽吹き始めた撫菜に 君が歌をのせる いま 風のように 優しく手を引かれたら 白いカーテンに 顔を埋めて いつも永遠を 身近に感じていたいから すれ違って 寄り道をしながら 動き出した秒針に 君が そっと もたれかかるまで 鳥のように 優しい雨に打たれて 柔い絹のような 光を選ぶよ いつも永遠を 身近に感じていたいから 連れて行って 寄り道をしながら