あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを 幼い日は 淡い絵の中の 緑色 手を伸ばす 届かない 駆け抜けた 風の音 見つけに来て ひとつ忘れモノ 森の奥 大丈夫 迷ったら その場所が 此処だから すぐにまた 旅立つ日が 来るのでしょう だから今は 枝の陰に 足を休めて あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを 星降る夜は 幹に身を寄せて 夜明けまで 目覚めには 朝露を一雫 あげるから 流れて来る 青いせせらぎは いつの日か 遠い町で その肩に 降り注ぐ 雨粒に すぐにまた 忘れる日が 来るのでしょう だから今は 腕に巻いた 時をほどいて 見ていてあげるよ 眠りにつくまで 歌ってあげるよ 眠れぬあなたに きっとまた 出逢える日が 来るのでしょう だから今は 振り向かずに 歩きはじめて あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを あなたを待ってる 帰って来るのを いつでも待ってる 淋しいあなたを