絶望は深い闇 そうこんな森のように 照らすものは空に浮かぶ 他にも代わりのききそうな月 願望は絶えず増える 難解な問いのように 一つ考えてる間に 雪のようにまた問いが積もるだけ 代償に差し出せるのは もうこの金貨だけだが 全て失うとしても 手にしたいものがある 走れメロスってうるせえな 言われなくたって走るから ちょっとの間 黙ってくれないか ねえ 息を切らして走るのは 誰を救うためのものか 立ち止まって少し考えてみる 世界中にあふれてる 叶わない夢の蕾 俺の持っているものも その中の一つかもしれないな 諦めてしまうには 背負ったものが大きすぎたよ 右ポケットの中には たいしたこともない ちっちゃな希望 甘い甘い風景はない ここからの景色は 色すら失ったようで でも走るから いずれつくさ 人並みの風景画 描けるようになりたくて <♪> 困難な道が続くし 月が俺を笑っているが 真実の成すものを今 その目に見せるよ 走れメロスってうるせえな 言われなくたって走るから ちょっとの間 黙ってくれないか ねえ 息を切らして走るのは ほかの誰のためでもなくて また走り出そうか