もう空は青さを失っていて さぁ行こうか 深い森の奥手を取って 夜露に輝いた刹那の宝石 触れては崩れゆく 命の息吹が宿ったこの地球は 想いを抱いて朽ちてゆく 奏でた魂の雨は止まないと 灯火の中眠るまで 傷ついたまま眠る迷い子の様に 欠けた月が落とす光の涙 指先から零れ 数えた記憶の彼方を紡いでた 祈りの先に触れた声 霞んで見えない明日を探しては 瞬きの中消えるまで 儚さに散る波紋揺らめく命の音 蜃気楼の向こう朧げな光 さぁ行こうか繰り返し巡る回廊へと さぁここからは魂の色が導く 命の息吹が宿ったこの地球は 想いを抱いて朽ちてゆく 消えゆく傷跡の痛み交錯して 再生の歌響くから