ああ また誰かの夢と 繋がってしまった 前触れもなくそれは訪れる ある時彼は彼女に 輝く星を贈りたいと奔走したり あるいは 愛する者のために 武器を取ったりする なぜだか そんな誰かの夢をのぞいては 自らの物語だと信じて 涙を流したりする それは魔法の劇場 ときに世界を構成する想像力 抗う術のない無垢な観客となる 僕らはかけがえのない その夢のおかげで 分かり合える気がしたんだ もし世界が夢の中に そのままいられないなら せめて歌い続けよう どうか祈りを 僕らの進む先に美しい夢を こぼれる光 この手に注いで また歌えるよ 冷たい風に 頬をさらし 無防備でも大丈夫 歩くよ 強く 一人