ふうせんのかみしばい

歌詞

夏のお祭り 買ってもらった 真っ赤なふうせん 心舞い上がる 「離しちゃダメよ」 言いつけ守り おうちまで帰るの 待ってる妹のために 天井にぶつかった 真っ赤なふうせん 気づいたら しぼんじゃって 悲しい顔を ふうせんに描いた 最後までいてくれて ありがとう ありがとう 妹と一緒にゴミ箱にバイバイした 来年もまたここで 同じものを買いましょう そう言ってママは優しく微笑んだ 夏のお祭り 今年も買うの 真っ赤なふうせん 心舞い上がる しっかり握った でもつまづいて 手放してしまったの ふうせん高い空に なくしてゴメンネと 代わりに絵を描いたら 真っ白なふうせんに ニコニコ笑顔 妹は描いた 大空の冒険を ありがとう ありがとう 妹と一緒にふうせんのかみしばい 来年もまたここで その続き創ろうね そう言ってふたり楽しく遊んでた 風に飛ばされ 知らない街へと 泣いている男の子の もとへたどり着く 紐の切れたけん玉 しぼんだふうせん 新たないのちが それぞれ生まれる 新しい物語を ありがとう ありがとう 大人になった私 思い出のお祭りに 手をつなぎ肩を寄せ 大切なその人は ふうせんを手渡すと 笑顔で手放した 青空の彼方 消えていった 真っ赤なふうせん 何を思えばいいの? 飛び立ったふうせんと 目の前の彼は 私に何を伝えようとしてるの?